ぴったり合う枕は人それぞれ違います。枕は「首の高さ」や「頭の高さ」、「肩幅」など、体型によって人それぞれ異なります。合わない枕は無理な姿勢を強いるため、寝ている間に疲れをためこむこともあります。

人はまっすぐにラクな姿勢で立った時、自然に一番負担の少ない姿勢を取ります。このS字ラインを保った姿勢でそのまま横になって寝ていただくのが理想的な寝姿勢です。その時に敷き寝具と頭、首の間に隙間ができます。その隙間がその人の仰向け寝に合った枕の高さとなります。そのため、枕の高さは人それぞれ異なるのです。

枕の高さは敷き寝具との関係によっても変わります。敷き寝具の沈み込みによって頸椎のラインが変わってしまうからです。購入時に寝て試した敷き寝具と、ご自宅の敷き寝具のかたさが異なる場合、体の沈み込みが変わるため、枕の高さが変わってしまいます。枕だけでは必ずしも体のS字ラインを保つことはできません。そのような時はもう一度、ご自宅の敷き寝具に合わせた高さに再調整するか、敷き寝具も一緒に見直してみましょう。

直接頭にあたる1層目は6種類の感触から素材を選べます。「フワフワ感触が心地よい素材」や「やわらかな弾力性を持つパイプに銅を練りこんだ素材」、「高温多湿の日本の夏に最適な天然素材のそば殻」など、こだわりの厳選素材の中からお気に入りの寝心地をお選びください。

人間工学に基づいて寝返りが打ちやすいゆったりワイドサイズを採用。両サイドを高く設定でき、仰向け寝のときは中央部を、横向き寝のときは両サイドを使うことにより、寝姿勢による高さの違いにも対応します。天地を変えることで首の長さに合わせて「ノーマルサイド」、「ロングサイド」の選択も可能です。

最大14箇所できめ細かく高さ調整できるのは、東京西川ならでは。素材も6種類から選べるので、まさにお客さまの好みに合った枕をおつくりすることができます。上部ユニット・下部ユニットそれぞれ7つの部屋に分かれた^※最大14箇所の部屋にお好みの素材を詰め、高さを調整。さらにお客さまの寝姿勢や首の長さなどに合わせて、きめ細かく調整します。（^※素材によっては一枚のシート状のものもあります。）

人間工学に基づいた「三点支持理論」を採用しています

基本的に人は、枕に首をのせて頭がきちんとおさまった状態が一番楽な姿勢です。そのため、枕を使う際には「後頭部」、「首」そして「肩」、この三点でバランスよく支えるものを選ぶ必要があります。肩で支えて後頭部で安定させる。そうすることで首に負担をかけない。これが【三点支持理論】という考え方です。東京西川では、医師とのコラボレーションにより、心地よい眠りをサポートする3つの部位の圧力バランスを採用しています。